授業ノート(Vol.1)21世紀の国際社会をみる視点:国際社会学部の色んな学問分野を詰め合わせ♪

 国際社会学部の多様な授業を紹介する連載、「国際社会学部授業ノート」のスタートです!

記念すべき第一回目は、1年生の必修科目「21世紀の国際社会をみる視点」です。

 




授業の基本情報

科目名:21世紀の国際社会をみる視点

担当教員:毎年十数名の先生が登壇します

対象学年:1年生の必修科目です!


授業の内容

21世紀の国際社会をみる視点」では、毎回異なる先生が登壇して、メディア論、美術史、異文化理解、政治、法、経済などなど、国際社会学部を構成するいろいろな学問分野を紹介してくださいます。

国際社会における多様なものの⾒⽅・考え⽅を知り、現代社会の構造を理解することが授業全体のねらいです。

2年生から始まるゼミに向けて、どんなことを学びたいか、どの先生の下で学びたいか考えるきっかけにもなりますよ。

*今年度は、感染拡大の影響も踏まえて、完全オンラインで開講されました。

 

毎年新しい内容に改定していますが、2021年度は次のような講義が行われました。

・「国家」の仕組み―「国」の役割とは何か

・世界経済の中の⽇本-グローバリゼーションとは何か

・グローバルイシューについて考える-持続可能な社会づくり

・表現の⾃由と⺠主主義-⾃由に“発信”できる社会

・美術史からみた⽇本-世界は⽇本をどう⾒ている

・異⽂化理解と異⽂化間コミュニケーション―「他者」と繋がるための相互理解

・多⽂化社会のあり⽅を考える―「⼈種のるつぼ」アメリカ社会

・法の世界へようこそ:法の基礎を学ぶ

・国連の役割―国際社会の現場を知ろう

・エリアスタディ:アフリカ、東南アジア、EU

・第二言語を学ぶということ―世界を知ってつながるために

・世界に⾶び出す第⼀歩―海外で学び⽣活するには


このほかにも、今年度からの新しい取り組みとして、複数の先生方が対話形式で授業を進める、トーク・セッションも行われました。トークテーマは、次のような内容です。

・国際協⼒―格差と貧困をなくすために-⼀杯のコーヒーを事例に

・世界を魅了し続ける⽇本の⽂化とは-⽇本⽂化の発信⼒“ソフトパワー”に触れる

・東アジアの平和と安定を考える―⽇中韓はなぜ揉めるの

・異⽂化理解を「理解」する:多⽂化共⽣の理想と課題

 

普段はなかなか聞くことのできない、違う分野の研究をなさっている先生同士の議論を聞くことで、テーマに対して考えを深め、多角的な視点を得ることができます。

 


*トークセッションの様子。なんだか、先生方のお人柄もよく見えるような気がしますね。



授業を受ける前は関心がなかった分野が案外面白かったり、気になっていた分野は思っていたのと違うんだってことに気づけたり、いろんな発見がある授業だなあ!

2年生からはゼミが本格的に始まるから、その前に今回気になった分野についてもっと調べてみようかな。

 



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